40代の転職活動。転職サイトに登録したら、これを忘れるな!
こんにちは。よたろーです。
転職活動、順調ですかーっ!?
今日も転職活動についてお伝えしていきます。
こちらの記事で「ステップ1」として、まず転職サービスに登録する重要性について説明させてもらいました。
(上記記事:40代になって後悔しない転職活動のすすめ)
そちらの記事でも書いていますが、くれぐれも間違えていただきたくないのが、私がオススメしているのは、「転職活動」であって、「転職そのもの」では必ずしもありません。
なので、会社で何かあったときに、
チキショー!やめてやるー!!(退職届けバシッ!!)
みたいなことは控えましょう。
というのを書かせていただいたのが、こちらの記事でした。
(「もう、転職だ!」で「やっちゃいけない」危険な3つの行動)
といいつつ、結果としての「転職」を否定しているわけでもありませんし、「転職」を目指して「転職活動」を行うことももちろん否定しているわけではありません。
自分自身が転職組なのに、そんなわきゃあないよね、と 笑
「転職活動」と「転職」何が違うのさ?!
と思われたあなた、こちらの記事もあわせてオススメさせていただきますので、お時間のあるときにでもご一読ください。
(上と同じです。「もう、転職だ!」で「やっちゃいけない」危険な3つの行動)
先に読んできていただいても結構です。
が、
必ず戻ってきてくださいね!
さて、お戻りですかね。
先にいきますよー。
転職活動の進め方 ステップ2
ステップ2と書いているのは、この記事の冒頭でもご紹介していますが、こちらの記事で「まずガンガン転職サービスに登録しましょう」ということをステップ1として書いたのを受けて、です。
一応置いておきますね→ 40代になって後悔しない転職活動のすすめ
そしてここからは、
転職サービスに登録したんだけど、そこからどうするの?
について考えていきます。
なので、あなたもすでにいくつか転職サービスに登録している、という前提のもとで話しをすすめますのでご承知ください。
さて、登録するにあたって、いろんなことを聞かれたと思いますが、だいたい似たような感じでもあり、サービスによって多少聞かれる項目に差がありましたかね。
これまでのあなたの経歴とか、最終学歴とか、今の仕事の業種、職種、とか、転職にあたっての業種、職種、の希望とか、現在の年収、希望の年収、勤務地とかとか…
だいたいそんな感じでしょうか。
それぞれ○個まで、の個数が違う、とか、職種の区分けが違う、とか、そんなレベルでの違いはありますが、そんな大きな問題じゃないですね。
ま、ここまではいいんですよ。ここまでは。
ね、登録するのも楽でしたよね。
さて、問題はこの先です。
それは何でしょう?
て、実際に登録されてみたならおわかりだと思いますが…
それはズバリ!
↓
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↓
ってそんなに引っ張ることでもないんですけどね 笑
転職サービスに登録したら、次はこれ。
それは、
職務経歴書
ですね。
どうです?
面倒くさくありませんでした?
私はねぇ、当時思い出すと、すごく面倒くさかったです。ウンザリ。
なので、
やっつけで、適当
どこのサービスにも同じものコピペ
ってやっちゃってました。
ま、これは本格的に転職活動、私の場合は、
転職するどー!
って決めてしていましたが、その本格的に転職活動する前の、「なんとなく、いい機会があれば」期、のことでしたが。(そんな「期」ない)
ま、全然ダメダメでしたね。ハハハ。
と、ここまで読んできたあなた、そう、
そこのあなた!!
Σ(゚Д゚;)ギクッ
とかしませんでした?
あ、自分も一緒…
とか思いませんでしたかっ!!?
いいんです!
今気づけたことが大事です!
まさにそれが今日お伝えしたいことなんです、この記事のタイトルに、
「転職サイトに登録したら、これを忘れるな!」
つけた理由でもあります。
上で書いたとおり、私の「なんとなく、いい機会があれば転職してみてもいいかも」期(そんな「期」ない)ではなく、私がオススメしているのは本気の転職活動ですから、それではダメなんです。
じゃあどうしたらいいのよ?
と思うかもしれませんが、それについてはたったひとつのルールしかありません。
それは…
↓
って、もう無駄に引っ張りませんが、そのたったひとつとは、
本気で、書く。
…。
どう、どうですか?
ヾ( ゚д゚)ノ゛ハァァァァァ・・・・・・・!
て感じですか?
いや、でもね、それしかないんですよ。
書き方はいろんなフォーマットがありますし、サイトによっては項目ごとに箱がわかれていて入力するだけ、そうするとあら不思議、入力後には職務経歴書完成です!というところもありますよね。
なので、ここでフォーマットを云々するつもりはありません。
目的を達成できればなんでもいいと思います。
そう、
目的
です。
職務経歴書、その目的とは。
私がお伝えしたいのはこの「目的」のことです。
そもそもこの「職務経歴書」なんのためにあるんでしょうか?
そしてあなたは、なんのために書くんでしょうか?
そりゃあ、「経歴書」なんだから、やってきたことを漏らさず書くんでしょう?
そうですよねー。「経歴書」ですもんねー。
で、それってなんのため?
自分がどんな仕事をしてきたか、をわかってもらうためじゃんよ!アタリマエのこといわせんな、ハゲ!
まぁ、そのとおりなんですけども…。
そうするとこんな感じですかね?
☓☓年●月〜☓☓年△月 | X社の■■プロジェクトに参画。チームリーダーを務める。 |
〇〇年▲月 | 事業企画部課長に昇格。□□案件を担当。 |
〇〇年●月 | 〇〇事業統括部に異動。▲▲案件のプロジェクトリーダーを務める。 |
こんな感じですかね?
書き方とかフォーマットはどうでもいい、っていったんですけど、だいたいこんな感じで時系列に新→旧、とさかのぼっていくか、旧→新、と履歴書的に積み重ねてくるか、そんな感じでしょうね。
ま、そんなことはどうでもいいんですが、上の職務経歴書、どうですかね?
もう言わずもがな、クソだね
と思えたのであればオッケーです。
え、別にいいじゃん
と思ったあなた、もう一度聞きますが、職務経歴書の「目的」はなんですか?
何度もいわせんな!だから自分がどんな仕事を…
はい。それはそれでわかります。
が、
「自分がどんな仕事をしてきたか」を伝えるのはなんのためですか?
聞き方を変えると、
それを読んだ人にどんな気持ちになって欲しいですか?
ということです。
こう聞かれるとどうでしょう。
考えたことあります?
それに対する答えが職務経歴書の本来の目的、ですよね。
もちろん、今考えてきているのは転職することではなくて、転職活動なのですが、それでも相手を考えて職務経歴書を書く、ということは非常に重要なのです。
この場合、想定される相手とは、大きく分けて2つ、でしょうかね。
2つ、と書きまして2人ではありません。二種類の人、という意味です。
それだけに限らないと思いますが、ざっくりいうと、
- あなたに仕事を紹介したい人
と、
- あなたと一緒に働きたい人
ですね。
平たくいえば、転職エージェントと、採用担当者、ということですね。
企業に直接応募、ということであれば後者だけ、と考えるかもしれませんが、ここでは転職活動に焦点を置いていますし、本気で転職をする場合でも、個人的にはエージェント、という第3者の存在は重要だな、と考えますので、この二種を想定します。
これらの人びとに、もう上で書きましたが、
エージェントであれば、
この人になら、こんな仕事が合うかも、紹介したいなぁ。
採用側の企業の担当者であれば、
この人にきてもらったら、うちの会社でこんな風に活躍してもらえそうだなぁ。
というように、思ってもらえることでしょうね。
そうすると、ですよ。
話し戻りますが、そうすると、職務経歴書で伝えなきゃいけないのは、
あなた、という人間そのもの。
です。
経歴はホンのごく一部、です。
ごく一部ですし、それが伝えるべきことではありません。
それらの仕事をとおして、あなたがどんな役割で、どんな行動をとり、その行動を起こす背景には、あなたのどんな能力が発揮され、またどんな考え方、価値観、感情がその行動に影響を与えたのか…
こういったことを伝えるのが職務経歴書の役目であり、職務経歴書を書く目的です。
サービスによってはそんなフォーマットもあったと思いますし、なくても必ずご自身で作っていただきたいのが、上記の内容を満たすようなサマリーです。
ひとことでいうと、あなたは?
ということですね。
だいたい400字〜多くても1000字くらい、まぁ今の時代ならワードで、印刷してA4の用紙1枚に収まるくらいの分量が適当じゃないでしょうか。
あまり多くても、そもそもそれ自体サマリーじゃない、ということはもちろん、エージェントも採用担当者もヒマじゃないですからね、そんなに長い時間は掛けてはくれないですよね。
もっともエージェントのほうはもう少していねいに見てくれるでしょうし、それに対してのフィードバックもくれると思います。
というかそういうエージェントこそ、今すぐ転職しない、またこれからもすることはないかもしれませんけど、大事にしておきたい存在ですね。
ここまで読んでみていかがですか、あなたの職務経歴書は?
もう一度見直してみてください。
もちろん、私がお伝えした観点なんてもちろんわかってるし、意識して書いてるよ!というのであれば大いに結構です。
そういうあなたも、もう一度見直すことをオススメします。
前に書かれたのっていつ頃ですかね?
一週間前?一ヶ月前?半年前?
その間、生活上にいろんな変化がありましたよね。このコロナ禍はその最たるものでしょう。(記事執筆時は2020年6月)
仮に数日前のことだったとしても、大なり小なりいろんなことがあるものです。
また日によってあなたの感情や、それに伴ってものの見方や価値観も揺れ動きます。
なので、ぜひ、もう一度読み直してみてください。
「これでよし!」と思えればそれで良し。
「ちょっと気になるかも」というところが出てくるとすると、それはそれでご自身の成長・変化の現れといえるのではないでしょうか。
職務経歴書 まとめ
ここまで、職務経歴書はそもそもなんのために書くのか?ということを考えてきました。
繰り返しになりますが、私がオススメしているのは転職活動です。
それは転職はあくまで結果であって、私が今お伝えしていることにはあまり関係がない、という意味で、あなたの「転職する」という目標を妨げるものではありません。
結果としての転職の前には、プロセスとしての転職活動が必ずあるわけで、この転職活動とそれに伴う考え方や行動は、転職を目指さなくとも、働く大人としては身につけて欲しいな、という思いを持っています。
そして転職活動の出発点として、以前お伝えした記事(40代になって後悔しない転職活動のすすめ)で、転職サービスにできるだけたくさん登録すること。
さらに今日の記事で、その後の出発点となる「職務経歴書」についてお伝えしてきました。
それも書き方の具体的なノウハウとかハウツー、ではなく、そもそも、
なんのために?
誰のために?
なにを書くの?
という目的をお伝えしてきました。
ここをしっかりと考えに考えて、自分と向き合いながら書くこと。
そして書いたものにフィードバックをもらいながら、さらに進化させていくこと。
これこそが転職活動の重要なプロセスであり、目的であると考えています。
なので、職務経歴書、めんどくせー、って感じるかもしれませんが、しっかりと向き合っていただくことをオススメします。
書くにあたっての迷いや疑問があったら、ぜひ聞かせてください。
ここまで、職務経歴書についてお伝えしてきたところで、次はそれをどう活用して、転職活動を深めていくのか、を考えていきます。
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